自動車部品の製造って大丈夫?ロボット参入に恐れない!
2022.08.17
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ(求人もあ)を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『自動車部品の製造って大丈夫?ロボット参入に恐れない!』ということでお伝えしていきたいと思います。
■自動車部品製造における自動化・IoT化
日本の産業用ロボットは、時代の移り変わり日本の製造技術の変化によって飛躍的進化を遂げてきました。
産業用ロボットは様々なメーカー・業界で導入されていますが、日本で最も産業用ロボットが活用されているのは、自動車・自動車部品業界と言われています。
自動車・自動車部品製造の工場での勤務経験をお持ちの方であれば、産業用ロボットを見たことがある方もいるでしょう。
日本の自動車・自動車部品の製造現場では、元々危険な作業を中心に人の手作業から産業用ロボット作業へと移り変わっていきました。そして最近では組立や塗装・溶接など単純作業も含め多くの工程で産業用ロボットが活用され、自動車・自動車部品製造においてなくてはならない存在になっています。
■ロボット参入に伴う職を失う懸念
産業用ロボットは日本のみならず世界でもその普及・需要が拡大しています。
そのため高い品質とコスト削減が叶う一方で労働者の仕事がなくなるのではないか?
と懸念を抱く方もいるかと思います。
確かに単純作業多くは産業ロボットが担うようになるため、現在は手作業が求められる仕事でも早ければ数年後にはロボットが代替えする可能性も否定できません。
このように一定のスキルがない製造業に従事する労働者は、人の手から産業用ロボットに移り変わることで職を失うリスクをはらむことになります。
■ロボット参入で本当に仕事がなくなる!?
ロボット参入は、労働者の仕事を奪う懸念についてお伝えしました。確かに今現在従事している仕事は、ロボット参入に伴いなくなるかもしれません。
しかし一方でロボット参入に伴い新しい職も増えることが予想されています。
例えばロボットを運用するための作業(日常メンテナンス・点検や部品の補充など)がその一例として挙げられます。
つまり、今までの組立・検品などの業務を産業用ロボットが担い、ロボットメンテナンス等の新しい仕事が生まれるでしょう。
またロボットでは代用の効かない専門性の高い技術者も希少化し、その価値はさらに高まると言われています。
そしてロボット化によって生産性工場・人件費をカットできた分、自動化が難しい工程の習熟を企業が手厚くサポートするようにもなるでしょう。
熟練スキルを習得するための社内研修や外部講習などに参加できる機会を設ける企業も増えるため、積極的に技術を習得することでロボット参入前よりも高いスキルを習得できる可能性も高まります。
ロボット参入に伴い職を失うリスクは決してゼロではありません。そのため大切なのは、自分の働いている業界のロボット導入の進捗や導入後雇用について自分でもしっかりと調べて世の中の動きを把握しておくこと。
自動化・IoT化の流れの知識が少しあるだけでも職を失うリスクを軽減できることもあります。
また自動化・IoT化は決して労働者の敵ではなく「利益率向上による賃上げ」「過酷労働の撤廃」など、嬉しい影響を与える可能性も秘めています。
ロボット導入で慌てる事のないよう、ロボットと協働できる視野を持っておくことが大切です。
今回は『自動車部品の製造って大丈夫?ロボット参入に恐れない!』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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