派遣だから社会保険には入りたくないと思うあなたへ知るべき事とは?
2023.01.04
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ(求人もあ)を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『派遣だから社会保険には入りたくないと思うあなたへ知るべき事とは?』ということでお伝えしていきたいと思います。
■社会保険に入りたくない!そんな時どうする?
正社員と比較し、柔軟な働き方が叶う派遣社員。
配偶者の扶養に入りたいため、正社員ではなく派遣社員として働きたい!という方も多いかと思います。
しかしいざ派遣社員として働き始めようとした時、「派遣会社から社会保険加入についての案内をされた!」という方もいるのではないでしょうか。
『派遣社員=社会保険加入の義務はない』というわけではありません!
まずは社会保険の加入条件を確認しましょう。
□社会保険加入の条件
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 月額賃金が8.8万円以上
- 学生以外(定時制や夜学等を除く)
- 2ヶ月以上の継続勤務が見込まれる
- 従業員が101人以上の事業所
参考:厚生労働省
なお、上記条件を満たした場合、社会の加入は強制となります。個人で加入の要否を判断することはできません。
■社会保険に加入したくない場合はどうする?
ではより具体的に社会保険に加入したくない場合、どうすべきなのかをお伝えします。
社会保険に加入したくない場合は、社会保険加入の対象から外れなければなりません。
社会保険に加入したくない場合は、下記のような調整が必要です。
①月収8.8万円未満に抑える(年収106万円)
②週の所定労働時間を20時間未満に抑える
③雇用期間2か月未満の短期派遣を繰り返す
現在派遣社員としてフルタイムで勤務している方の場合、急な労働条件の変更は派遣先の都合やご家庭の収入バランス上難しいケースもあるかもしれません。
場合によっては、今の派遣先との次回契約の更新を見送る必要も発生するでしょう。
これから派遣社員として働くことを検討している方は、登録時に派遣会社に社会保険に加入したくない旨を伝えましょう。
その上で条件に該当する仕事を紹介してもらうと良いでしょう。
しかし現状、派遣社員の案件はフルタイムが多く、時短や月収8.8万円未満に抑えられる案件は、そう多くありません。
短期派遣を繰り返すのも選択の1つではありますが、タイミングよく次の派遣先が見つかるとも限りません。
社会保険加入有無だけに焦点を当てるのではなく、仕事の継続やスキルアップなど多角的な条件で判断することが大切です。
■社会保険に加入するメリット
社会保険に加入するメリットは、国民健康保険よりも保障が手厚いことです。
また配偶者の扶養に入っている場合のように収入を制限する必要がなくなるため、世帯年収アップが見込まれます。
当然所得税や住民税などの負担も増えますが、傷病手当金や出産手当金など被扶養者では受給できない手当を受け取れるようになります。
国民健康保険に加入している方が社会保険に切り替えた場合も、被扶養者だった方が扶養から外れた場合でもどちらにしても保障が手厚くなります。
また週の稼働時間にも制限がなくなります。
つまり、稼働できる時間が増えるため、自然と任される業務や責任の範囲も大きくなるでしょう。
社会保険に加入しないための制限が外れるため、スキルアップが見込めます。
結果的には賃金が上がったりと、副効果が得られることもあるでしょう。
■まとめ
社会保険に入りたくないと思う理由・背景は人それぞれです。
本当にその選択がベストなのかは、その時のライフワークバランス・労働環境などによっても変化するでしょう。
社会保険制度をしっかり理解した上で加入するかどうか、判断するようにしましょう。
今回は『派遣だから社会保険には入りたくないと思うあなたへ知るべき事とは?』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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